「風の子保育園」のよくある質問 |
Q |
保育園、幼稚園、認定子ども園…等施設がたくさんできていますが、それぞれ何が違うのでしょうか? |
A |
「幼稚園」は文科省管轄の幼児教育施設で、「保育所」は厚労省管轄の児童福祉施設です。平成27年にできた「子ども園」はその両方をあわせた施設で、誰でも利用できますが保護者の働く時間等により利用時間が決まり、一定時間は幼児教育を行うことになっています。
もともと「保育所」は保育のなかで教育を位置づけており、児童福祉法による市町村の保育責任を担うのは「保育所」だけであるので、私たち(風の子保育園)は「子ども園」を選択しないで現在も「保育所」として運営を続けています。
(保育所・幼稚園・子ども園の制度的違い、風の子保育園が子ども園を選択しなかった理由の詳細は下記に)
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幼稚園 |
保育所 |
認定こども園 |
管轄 |
文部科学省 |
厚生労働省 |
内閣府 |
種別 |
教育施設 |
児童福祉施設 |
幼保一体型施設 |
(学校教育法) |
(児童福祉法) |
(就学前の子どもに関する教育・保育等の総合的な提供の推進に関する法律) |
対象
年齢 |
3歳〜小学校就学前 |
0歳〜小学校就学前 |
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(3歳未満児クラスのある園もあり) |
(園によって異なる) |
保育
時間 |
9時〜14時
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保育短時間(最長8時間)
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保育短時間(最長8時間) |
(園によって異なる) |
保育標準時間(最長11時間) |
保育標準時間(最長11時間) |
教育標準時間(4〜5時間) |
給食 |
園によって異なる |
あり |
園によって異なる |
入園
条件 |
年齢を満たしていること |
親が働いている等保育に欠ける状況にあること |
特になし |
入園
申込み |
直接 |
市町村窓口 |
幼保連携型・保育所型は市町村窓口 |
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保育園・幼稚園型は直接園に。 |
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※ |
保育標準時間と保育短時間について
保護者の働く時間もしくは、保育要件の状況によって、保育標準時間か保育短時間なのか認定区分されます。
(保護者は就労証明書や申立書に基づき申請し、市町村が申請書に基づき認定区分をします。保育短時間は最長8時間、保育標準時間は最長11時間ですが、どこの時間帯を保育短時間にするのか、保育標準時間にするのかは園独自で決めることができます。 |
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風の子保育園が「子ども園」を選択しなかった理由は以下の2点です。
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@ |
本来すべての子どもに保障されるべき豊かな保育・教育を受ける権利(公的保育制度の保障)を市町村に対して明確に伝えていき、追究していきたいと考えます。 |
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待機児童解消ということで多様な保育施設ができました。静岡市の公立保育園がすべて認定子ども園になったこと、企業経営の保育園が入ってきたこと、認定子ども園がさらに増え続けることで保育園という公的な保育施設から直接契約方式の利用者制度に変わっていき保育の市場化が起こることが危惧されます。本来、すべての子どもに保障されるべき、豊かな教育・保育を受ける権利は、国や自治体が責任をもって行うべきであると考え、子ども園を選択しなかった、風の子保育園は、公的保育制度の保障を国や市に対して引き続き追究していきたいと考えています。 |
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A |
3つの柱、産休明け保育、障がい児保育、長時間保育を掲げ市民運動のなかから生まれた風の子は働き続ける保護者の願いから生まれた保育園であり、児童福祉法第24条1項の保育に欠けるは、働く保護者を支えることであると考えるからです |
<児童福祉法第24条1項>
市町村は、保護者の労働又は疾病その他の政令で定める基準に従い条例で定める事由により、その監護すべき乳児、幼児又は第39条第二項に規定する児童の保育に欠けるところがある場合において、保護者から申込みがあった時は、それらの児童を保育所において保育しなければならない。ただし、保育に対する需要の増大、児童の数の減少等やむを得ない事由がある時は、家庭的保育事業による保育を行うことその他の適切な保護をしなければならない。 |
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Q |
いつ入園の手続きをとればいいですか。なお、年度途中の入園の受付はしてくれるのですか? |
A |
受付は年間を通して、いつでも手続・申請ができます。しかし、施設の受け入れ可能の園児数が決まっているので、手続・申請をしてもすぐ入所できるとは限りません。 |
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Q |
どのような人が入園できるのですか? |
A |
保護者が就労している乳幼児(0歳〜就学前)です。 |
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Q |
保育料はどのくらいかかるのですか。 |
A |
認定区分、階層区分(前年度の市民税額により算出)世帯の状況、利用時間に応じて自治体が定めたもので決定されます。 |
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Q |
入園前に用意しておくものはありますか。 |
A |
特別ありません。
入園決定後、面接する際に用意していただくものをお話ししますが、それからで十分間に合うものばかりです。 |
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Q |
見学は受け付けていますか。 |
A |
担当職員がおりますので一度園にお電話ください。 |
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Q |
0才児は何ヶ月目から預けられますか。 |
A |
産休明け(産後8週)から受け入れ可能です。 |
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Q |
哺乳瓶や粉ミルクは持参するのですか。 |
A |
園で用意します。粉ミルクについては、アレルギー等で購入に時間を要する際は、一時持参していただく場合もあります。 |
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Q |
家では母乳ですが、大丈夫ですか。 |
A |
母乳のお子さんは、ミルクとの違いがわかりを飲めずに泣く場合がありますが、これも個人差があります。なかには、すんなりと受け入れて飲める場合もありますし、保育園ではミルク、家では母乳というパターンでいく場合もあります。日頃からミルクに慣れさせなければ、などと気負わずに、入園後の母乳については子どもさんの状態を見ながら担当職員と無理のないように進めていきたいと考えています。 |
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Q |
オムツは持参するのですか?その際は紙ですか、布ですか。 |
A |
オムツは、園のものを使用しています。開園より布オムツを使用しています。
その理由は、布オムツが肌に優しく、何回でも洗って使えるエコであること、子どもさんが濡れた時の感覚を大切にするためです。入園時に布オムツ10枚の寄付をお願いしています。 |
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Q |
子ども何人に対して保育士さんは何人付くのでしょうか。 |
A |
年齢 |
0歳児 |
1・2歳児 |
3歳児 |
4・5歳児 |
保育士数 |
3:1 |
6:1 |
20:1 |
30:1 |
国が定めている人数を基準にしていますが、子ども達が少しでも良い環境で保育を受けられるよう、定数以上の配置になっているクラスもあります。 |
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Q |
具体的にどの程度1日の様子を教えていただけるのですか。 |
A |
未満児の子どもさんには、毎日連絡帳にて園での生活(排便・排尿・食事内容・あそび)を保護者の方へわかりやすく記入しています。
以上児の子どもさんも、連絡帳はありますが、乳児の連絡帳に比べ簡単な形式になっています。
子どもさんとの会話をとおして伝えるようにしていただきたいという願いがあるからです。
何かあった場合は、送迎時間や電話にてお知らせ相談しています。 |
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Q |
送り迎えを別の人に頼んでも大丈夫ですか。 |
A |
基本的には、事故・事件防止上一定の方にお願いします。
別な方の場合は必ずメモ書きか電話にてご連絡下さい。申し出のない場合は、お断りすることもあります。 |
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Q |
園での突然の発熱などの場合、迎えにいかないとだめですか。 |
A |
発熱は、37.5℃を目安にご家庭(緊急連絡先)へ連絡をしています。
連絡が入った場合、なるべく早くお迎えに来てください。他に発熱に限らず、その時の子どもさんの状態によっては連絡する場合があります。
すぐに行けない場合でもその旨を伝え、早く行けるように体制を整えてください。 |
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Q |
アレルギー対策はしていますか。 |
A |
医師の診断書をもとにアレルギーによる除去食を行っています。栄養士と家庭と連絡・相談しながら、その子に合った食事・おやつを提供しています。 |
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Q |
大地震などの天災があった時、私たち保護者はどうすればいいのですか。 |
A |
まずは、園で大切にお預かりしていますので、ご安心下さい。
交通機関を使わなくてもお迎えにきていただける方を日頃から確保しておくことも必要かと考えます。 |
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